ビットコイン(BTC)が5月2日のウォールストリートの取引時に5万9000ドルをつけ、サポートラインがBTC価格のフロアとして機能した。
BTC価格は6万ドルに向かう
トレーディングビューのデータによると、BTC/USDは重要な6万ドルゾーンに近づいている。
ビットコインは前日に5万6500ドルまで落ち込んだ後、米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派的な経済指針によって後押しされた。予想通り金利を変えなかったFRBのジェローム・パウエル議長は、年末までに金利を引き下げる計画を強調した。「インフレーションに関して我々が見た進捗を逆転させるリスクがあるため、政策緩和を早すぎたり、過度に行うことは避けなければならない」と彼は記者会見でのべた。「同時に、政策緩和を遅すぎるか、少なすぎると、経済活動と雇用を不当に弱める可能性がある」。
リスク資産はこのイベントに好反応を示し、BTC/USDは週初めの急激な売り圧力後の反発を続けている。
「ビットコインがこれらの水準を維持し、上昇するならば、チャートは非常に一般的な強気市場の継続パターンとして資格を得るだろう」と、ベテラントレーダーのピーター・ブラント氏はX投稿で語った。
相対力指数は買いの水準に
ほかのアナリストは、BTC価格の反発が続くことを見据えていた。特に注目されたのは、日足の相対力指数(RSI)データで、これが新たな強気ナラティブを強化しようとしている。
日足RSIは2023年8月以来の最低水準にある。2023年8月の時にはBTC/USDも重要なサポートトレンドラインを下抜けた後、それを取り戻し、新たな高値に向かった時期だった。「日足RSIが約30に達したときにビットコインを購入することは、これまでのサイクルではかなり確かな戦略だった」と、仮想通貨トレーダーのダーン・クリプト・トレーズ氏はXの投稿で指摘する。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
ビットコイン価格が反発 6万ドルまで回復するか - コインテレグラフ・ジャパン(ビットコイン、仮想通貨、ブロックチェーンのニュース)
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