鉱物価格は中国の景気に相関
このところ、商品市況で銅やアルミなどの鉱物の価格が不安定だ。
6月、銅、鉄鉱石、ニッケルなどの価格は前月末の水準を下回った。その背景に、中国経済の低迷で世界的な需要が盛り上がらないとの思惑があるようだ。
リーマンショック後、中国がインフラ投資やマンション建設のため“爆買い”し価格が急上昇したのだが、足元ではまさにその逆のことが起きている。
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世界における主要資源の供給はかなり中国に依存しているため、主要資源の市況は中国の景気動向に影響されやすい。5月中旬まで、銅などの価格は中国の経済対策の期待感から持ち直していた。
しかし、中国の景気低迷で、期待されたほど中国の金属需要は回復しきっていない。中国でEVなどの生産能力が急増し、車載用バッテリーの需要が踊り場を迎えたとの見方もある。
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