[北京 17日 ロイター] - 中国国家統計局が発表したデータに基づきロイターが算出した4月の主要70都市の新築住宅平均価格は前月比0.6%上昇と、上昇率は前月の0.5%上昇から加速し、2020年8月以来8カ月ぶりの高水準を記録した。政府の投機抑制策にもかかわらず、不動産市場の過熱が続いている。
前年比では4.8%上昇。こちらも8カ月ぶりの高い伸びとなった。3月は4.6%上昇だった。
中国経済の主要な成長エンジンである不動産市場は新型コロナウイルス危機から急速に回復している。ただ、主要都市での住宅価格の持続的な上昇が、周辺の小規模都市にも波及しており、金融リスクや市場過熱への懸念から当局は規制を強化している。
4月に住宅価格が前月比で上昇したのは62都市で、3月と変わらずだった。
1級都市と2級都市が前月比0.6%上昇と、引き続き伸びをけん引した。
中国の新築住宅価格、前月比+0.6% 8カ月ぶりの高い伸び - ロイター (Reuters Japan)
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