[ロンドン 10日 ロイター] - 英住宅金融ハリファクスが10日発表した4月の英住宅価格は前年比8.2%上昇し、2016年4月以降で最大の上昇率となった。住宅関連減税の延長が支援要因。3月は6.5%上昇だった。
前月比では1.4%上昇で、7カ月ぶりの大幅上昇となった。
英住宅市場は、2020年春に初回ロックダウン(都市封鎖)が解除された後、活況となり、今年3月にスナク財務相が不動産購入時の印紙税減税延長を発表すると、さらに弾みが付いた。
英中銀が先週発表した3月の住宅ローン融資額は過去最大の増加だった。
ハリファクスのマネジングディレクター、ラッセル・ガレー氏は「働き方の変化に合わせてより広い住宅などが引き続き求められ、住宅市場は最近の状況を当面維持すると予想する」と述べた。ただ、政府の雇用支援策の終了に伴い失業が増えるとみられるため、住宅価格の上昇が年内に失速するとの見方は維持した。
英住宅価格、4月は5年ぶり大幅上昇 減税延長で=ハリファクス - ロイター (Reuters Japan)
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