今週のレギュラーガソリンの小売価格は、原油価格の上昇を受けて1.1円値上がりし、全国平均で1リットル当たり155.6円となりました。値上がりは3週連続で、2年7か月ぶりの高い水準が続いています。
国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、21日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり155.6円で、先週と比べて1.1円値上がりしました。
値上がりは3週連続で、2018年11月以来、2年7か月ぶりの高い水準が続いています。
これはアメリカやヨーロッパで新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、景気の持ち直しへの期待感が高まっていることから、原油価格の上昇が続いていることが要因です。
今後の見通しについて石油情報センターは「景気回復への期待から原油価格は引き続き上昇していて、来週のガソリン価格もこうした動きを反映するのではないか」としています。
ガソリン価格 3週連続値上がり 景気回復期待で原油価格上昇 - NHK NEWS WEB
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