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先週2年7か月ぶりに150円台に突入したレギュラーガソリン価格。今週も値上がりが続いています。そうした中、クリーニング業界は原油高騰とコロナ禍のダブルパンチを受けています。 記者 「こちらのガソリンスタンドの今日のレギュラーの価格は151円。1か月前と比べ7円高くなっています」 きょう午後、宮城野区のガソリンスタンド。給油に訪れたドライバーからは嘆きの声が聞かれました。 ドライバー 「めちゃくちゃ高い、高すぎる。ガソリンの代わりになるものが あるわけじゃないし」 こちらのガソリンスタンドでは去年の同時期と比べると30円近くの値上げになっているということです。 ガソリンスタンド店員 「お客様の出足、値段上がって鈍くなっています。1割ぐらいは少なくなっている気がする」 資源エネルギー庁が発表した21日時点での県内の店頭平均価格はレギュラーが前の週より80銭高い151、8円。ハイオクが 前の週より70銭高い162、7円となっています。 調査を行う石油情報センターは「世界的にワクチン接種が進み経済活動が戻る期待感が原油価格に反映されている」と分析しています。 県内の価格推移をみると150円台だったのは2年7か月前。 去年春には110円台まで下がりましたが去年の冬から急激な上昇が続いています。打撃を受けるのがクリーニング業界です。 記者 「アイロンがけには、ボイラーの蒸気を利用するということですが、その燃料には重油が使われています」 宮城野区のクリーニング店では、テレワークをする人が増えた影響で売り上げはコロナ前の3分の1までに減少。そこに追い打ちをかけたのが原油の価格高騰です。1か月に使う重油は7000リットルにのぼり経費は5万円~7万円増加したといいます。 ミセス・ハート 麻生敏恵社長 「その度に上げていたら大変なので価格は抑えて。こういう包装紙の値段も上がってるので、これも薄くしたりしてます。」 クリーニング料金の値上げを避けるためビニール袋やハンガーを節約するなどしてしのいでいるということです。 ミセス・ハート 麻生敏恵社長 「クリーニング屋にとって大変厳しいです。」 調査を行う石油情報センターでは原油価格が上昇していることから来週以降も小幅な値上がり続くと想しています。
ガソリン価格の高騰続くレギュラー151・8円 クリーニング業界はダブルパンチ・宮城(ミヤギテレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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