魅力的な高性能フラグシップは購買層を狭めて進化
フラグシップモデルの取り扱いを見てみると、ソニーの「Xperia 1 III」を3キャリアが15~18万円で販売している。ソニーのデジタル一眼カメラ「α」の撮影機能や可変式望遠レンズを含むカメラに加え、メモリ12GB、ストレージ256GB、120Hz駆動の4Kディスプレイとスペックが高いこともあり、夏モデルではひときわ高い価格となっている。 7月16日にソフトバンクが独占で発売した「Leitz Phone 1」は、ライカ(Leica)のスマートフォンということもあり、18万7920円と高価だ。2020万画素、1型センサーのカメラを備え、RAW撮影にも対応。カメラをライカが監修した点や性能面でシャープ「AQUOS R6」と共通する部分が多いが、Leitz Phone 1は端末デザインにもライカが関わっている。 ドコモとauが6月3日に発売したサムスン電子「Galaxy S21 5G」は、10~11万円だった前モデル「Galaxy S20 5G」と比べてauでは価格をほぼ据え置き、ドコモでは2万円程度安い。ディスプレイ解像度やメモリの性能を抑えた結果と考えられ、スマホを主にSNS向けの写真撮影に利用する層には、6400万画素のメインカメラや8K(7680×4320ピクセル)の動画撮影機能が魅力的だろう。 S21 5Gを上回る性能の「Galaxy S21+ 5G」はau限定で13万8730円で、ドコモ限定でさらに高性能な「S21 Ultra 5G」を15万1272円、ミッドレンジの「Galaxy A52 5G」を5万9400円で販売しており、販路が絞られている。 ミッドレンジモデルとして「Xperia 10 III」や「Galaxy A54 5G」といった5万円前後の端末が並ぶが、ドコモは4G回線で2万円台の低価格モデルとしてソニー「Xperia Ace II」とFCNT「arrows Be4 Plus」を発売。端末購入補助は利用できないものの、どちらも5.5/5.6型と比較的小型なディスプレイで、堅牢な外装と防水、防塵(じん)性能を備えている。野外でのアクティブな利用にも耐えうる端末といえる。 以下の表組みは、各キャリアが発売した端末をキャンペーンの適用なく購入した場合の一括価格と、ドコモ「スマホおかえしプログラム」、au「かえトクプログラム」、ソフトバンク「トクするサポート+」を適用して24回支払った場合の実質価格をまとめたもの(括弧内が実質価格)。楽天モバイルのAndroidスマートフォンは端末購入補助を利用できないため、一括価格のみを表記している。
4キャリアで比較! 最新Androidスマートフォンの価格まとめ(2021年夏編)(ITmedia Mobile) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
Read More
No comments:
Post a Comment