今週のレギュラーガソリンの小売価格は、原油価格の上昇傾向を受けて全国平均で1リットルあたり158円となりました。
6週連続の値上がりで、およそ2年8か月ぶりの高値水準となっています。
国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、12日時点のレギュラーガソリンの小売価格は全国平均で1リットルあたり158円ちょうどで、先週と比べて0.5円値上がりしました。
値上がりは6週連続で、158円台となるのは2018年11月以来およそ2年8か月ぶりです。
欧米で新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、経済活動が正常化する中、今後、さまざまな石油製品の需要も増えるのではないかという見方から、国内外の原油市場で価格が上昇傾向となっていることが影響しています。
今後の見通しについて、石油情報センターは「原油の増産をめぐる産油国の交渉が進展しておらず不透明感が増している。この先のガソリン価格も見通しにくくなっている」としています。
レギュラーガソリン小売価格 6週連続の値上がり|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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