Rechercher dans ce blog

Thursday, August 12, 2021

急落した金価格は今後もさらに下落するのか - 東洋経済オンライン

下落から反転するタイミングはいつになるのか

金は、安全資産としての需要は根強いはずだったが……(写真:sefa ozel/iStock)

金相場が、一気に下落基調を強めてきた。

国際指標となるNY(ニューヨーク)の金先物価格は、6月15~16日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)後に急落したものの、最近はどちらかというと立ち直りを見せていた。

アメリカの雇用統計で「暗雲」、再び急落

6月の声明と同時に発表された連銀高官の政策金利見通し(ドットチャート)で、利上げ時期の大幅前倒しの可能性が示されたことで金への売りが加速。一時は1トロイオンス=1800ドル台半ばから1700ドル台半ばまで急落した。だが、7月に入るとアメリカの長期金利が低下に転じたことを好感する形で買いが集まり、1800ドル台をあっさりと回復していたからだ。

そこから1カ月以上、1800ドルの節目をやや上回ったあたりを中心としたレンジ内でのモミ合いが続いていたのだが、8月6日に発表された7月のアメリカ雇用統計の結果で事情は変わった。非農業部門の雇用数が前月比94.3万人と、予想を上回る伸びとなったうえ、失業率も5.4%と、新型コロナウイルスショック後の最低を更新したことで、金売りが加速。9日には一時1700ドルの節目を大きく割り込むまで値を崩すという、「衝撃の展開」となった。

金相場はこのままさらに大きく値を切り下げてしまうのだろうか。ここでは足元の状況を改めて分析したうえでで、再び「輝き」を取り戻すことができるのか、可能性を探ってみたい。

Adblock test (Why?)


急落した金価格は今後もさらに下落するのか - 東洋経済オンライン
Read More

No comments:

Post a Comment

ファミマTOB価格、高裁も安すぎと判断 非公開化価格設定に影響も - ニューズウィーク日本版

[unable to retrieve full-text content] ファミマTOB価格、高裁も安すぎと判断 非公開化価格設定に影響も    ニューズウィーク日本版 ファミマTOB取引価格は再び「安すぎ」 東京高裁が認定    日本経済新聞 ファミマTOB価格、高...