長雨や低温による生育不良などで野菜の価格が高騰する中、屋内で栽培する「植物工場」では天候の影響を受けないため、価格を変えずに安定した出荷を続けている。
アルミ製品の製造販売などを手がける「アルミス」(佐賀県鳥栖市)は、佐賀市内の廃校を活用した植物工場でリーフレタスやミント、パセリなど月約1万1000~1万2000株を水耕栽培し、スーパーの総菜店やパン屋など約50か所に出荷している。同社のレタスを使っている東洋食品(北九州市)の白川祐子さん(47)は「価格と品質が安定しているので使いやすい」と話していた。
福岡大同青果(福岡市)によると、9月中旬のレタスの出荷量は、産地の低温の影響を受けて過去3年間と比べて6割減り、価格は8割高となった。キャベツも8月の大雨などで出荷量が2割減っているという。
天候影響受けずスクスク、「工場野菜」価格も安定 - 読売新聞
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