6日の東京原油市場は、ニューヨーク市場で原油の先物価格が一時、およそ7年ぶりの高値を更新した流れを受けて3年ぶりの高値水準が続いています。
東京原油市場では、6日午前11時すぎの時点で取り引きの中心となる先物価格が、1キロリットル当たり5万3440円となっていて、2018年10月以来およそ3年ぶりの高値水準が続いています。
これは、今月4日、OPEC=石油輸出国機構とロシアなど非加盟の産油国が来月の生産量の据え置きを決めたことで将来的な需給ひっ迫への懸念が高まったためです。
ニューヨーク原油市場では5日、国際的な指標となるWTIの先物価格が一時、およそ7年ぶりの高値を更新し、東京市場でもこの流れを引き継いだ形です。
市場関係者は「経済活動の再開にともなって原油の需要が回復傾向にある中で、産油国による生産量が据え置かれたことが供給不足の懸念につながり、上昇のきっかけとなった。原油価格の上昇でインフレへの警戒感も高まっている」と話しています。
東京原油市場 先物価格 3年ぶりの高値水準 NY市場高値更新受け - NHK NEWS WEB
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