今週のレギュラーガソリンの小売価格は、大阪府内の平均で165円を超え、およそ7年ぶりの高値となっています。
調査した会社では「このところ円安も進んでいて、ガソリン価格は来週も上昇する可能性が高い」と話しています。
国から委託を受けて調査を行っている石油情報センターによりますと、今月(10月)18日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、大阪府内の平均で1リットルあたり165.5円となりました。
これは先週から1円余り上昇し、2014年9月以来、7年1か月ぶりの高値水準となっています。
そのほかの府県では、▼京都が168.7円、▼滋賀が165.3円、▼奈良と和歌山が162.8円、▼兵庫が161.2円となり、いずれも先週から上昇しています。
これは、欧米を中心に経済活動の再開が進んで原油の需要が増える一方、主な産油国が生産量を据え置いたことで、需給がひっ迫するとの見方から原油の先物価格が上昇傾向にあるためです。
今後の見通しについて石油情報センターは、「このところ円安が進んでいることから、ガソリン価格は来週も上昇する可能性が高い。来月4日に主な産油国が今後の生産量を決める会合を開くことになっていて、増産に踏み切るかが注目されている」と話しています。
ガソリン小売価格 大阪府内平均165円超 7年ぶり高値水準|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
Read More
No comments:
Post a Comment