今週の道内のレギュラーガソリンの小売り価格は平均で1リットルあたり164.1円と、7年ぶりの高値水準となっています。
国の委託を受けてガソリン価格を調査している「石油情報センター」によりますと、18日時点の道内のレギュラーガソリンの小売価格は、平均で1リットルあたり164.1円と、前の週より2.7円値上がりしました。
値上がりは8週連続で平成26年10月以来、7年ぶりの高値水準となっています。
世界的に経済活動の再開が進み、原油の需要が高まる一方で、主な産油国が来月の生産量の据え置きを決めたことなどで供給が抑えられた結果、原油の先物価格が高騰したことが要因です。
また、灯油の店頭価格は平均で1リットルあたり101.4円と、前の週より2.1円値上がりました。
3週連続の値上がりで、こちらも平成26年11月以来、およそ7年ぶりの高値水準となっています。
灯油の本格的な需要期を前に、家計への負担が増えることが懸念されるほか、企業にとってもコロナ禍で落ち込んだ業績を立て直すための重要な回復期にあたる今、重い負担となりそうです。
今後の見通しについて石油情報センターは「世界経済の動向次第ではあるが、今後も需要が高い状態が続けば価格は上昇することが見込まれる。来月上旬に開催される産油国の会議で増産が決まるかどうかも大きな注目点だ」としています。
道内のガソリン・灯油価格 7年ぶりの高値水準に|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
Read More
No comments:
Post a Comment