ガソリンや軽油など燃料価格の高騰が止まりません。県内のガソリン価格は6週連続値上がりしていて、離島では1リットルあたり185円で販売する給油所も出てきています。 経済産業省によると、県内のガソリンの平均小売り価格は今月1日時点で173円20銭で、6週連続で値上がりしています。 離島でも価格高騰は深刻で、伊良部島では9日、レギュラーガソリン1リットルあたり185円で販売する給油所もありました。 経済活動の再開から世界的に原油の需要が高まったことが背景にあり、沖縄は輸送コストが上乗せされるため全国と比べ価格がさらに高騰しています。 「大変だと思います。遠出もなるべく今控えています。「どうしても行かないといけない用事だけ(車で)行くようにしています」 (給油客は) 那覇市にあるこちらの給油所では今年に入り値上げが続いています。 「この2か月、特に急騰というのか1リットルあたり15~6円は上がっていると思います。去年の同時期と比べると1リットルあたり私どもの価格でも40円弱はあがっているので暴騰という感じ」(有村商事の有村昌造社長) 一方、海外の原油市場が落ち着きを見せ始めているとして、今後は徐々に価格が下がっていくのではと予想しています。 「海外の原油市場も今落ち着きはじめていますし、本土での流通価格も収まりを見せているようですので、今後急落することは期待できないと思います。徐々に落ち着いていくのではないかと期待してみています」(有村商事の有村昌造社長) コロナ禍で売り上げが減少しているバス事業者にとっては、ダブルパンチとなっています。 「去年貸切バスは50数億円の減収で、今年度も30億円近く減収になっている。軽油の値上がりと人件費の値上がりとで徐々に貸切バス、路線バスともに厳しくなってくると思います」(県バス協会の小川吾吉会長) 運行コストの増大により、経営がどこまで圧迫されるのか様々な業界が危機感を強めています。
ガソリン価格高騰続く 伊良部では185円も(RBC琉球放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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