2日の東京原油市場は新たな変異ウイルス、オミクロン株の影響で原油の需要が減るのではないかという見方から、先物価格がおよそ3か月ぶりの水準まで値下がりしました。
2日の東京原油市場は、取り引きの指標となる先物価格の終値が1日より1360円安い、4万6780円となりました。
新たな変異ウイルス、オミクロン株の感染者がアメリカで初めて確認されたことなどを受けて、各国で再び経済活動が制限され、原油の需要が減るのではないかという見方から売り注文が広がりました。
原油の先物価格が終値で4万7000円を割り込むのは、およそ3か月ぶりです。
市場関係者は「オミクロン株の影響で国際的な原油価格も値下がりする中、日本時間の2日夜から始まるOPEC＝石油輸出国機構とロシアなどの産油国の協議の結果に注目が集まっている」と話しています。
東京原油市場 先物価格 3か月ぶり安値水準 オミクロン株影響も - NHK NEWS WEB
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