仙台放送
宮城県内、今週のガソリン価格は4週連続の値下がりとなりましたが、依然として高値の状態が続いています。原油価格の高騰は、正月料理に欠かせない食材にも影響を及ぼしています。 県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、前の週と比べて0.3円安い「164.5円」。 ハイオクも前の週と比べて0.2円安い「175.4円」でいずれも4週連続の値下がりとなりました。 一方、18リットルあたりの灯油の店頭小売価格は「1852円」で、前の週より3円高くなりました。 石油情報センターでは来週も値下がりが続くと予想していて、「オミクロン株の感染拡大を懸念し各国が渡航制限をしたことで、経済回復の遅れへの警戒感が高まり原油価格の値下がりが予想される」としています。 原油価格高騰の影響は、こんなところにも…。 高橋咲良アナウンサー 「仙台の台所、仙台朝市です。まずウニ、イクラ、そしてナメタガレイと様々な海の幸が並んでいます。正月にも欠かせないこうした海の幸が今値上がりしている」 青葉区の仙台朝市にあるこの鮮魚店でも、多くの食材が値上がりしているといいます。特に…。 細川商店 細川芳弘 代表 「一番高くなっているのはタラバガニ、ズワイガニ、イクラ。去年よりも3割から4割高い」 1箱、500グラム入りのこのイクラ。去年の販売価格は5000円でしたが、きょう(12月1日)は7000円に。一方、タラバガニも去年は1キログラム、6000円でしたが、きょうは1万円と大幅な値上がりとなっています。 細川商店 細川芳弘 代表 「物流コストが原油価格の高騰で値上がりしている。全部が全部、宮城で獲れる地産地消の商品だけではないので、北海道・関西から来ると、ほとんどトラック輸送なので、原油価格高騰が影響していると思う」 こうした値上げに消費者からは…。 客 「イクラは、正月には欠かせないもの。何かを抑えて購入するのかな」 「結構高くなりましたよね。スーパー行っても手出せないなと。そこまで高くなると」 今年も残すところ1カ月…原油価格の高騰は、正月料理に欠かせない海の幸にも影響を及ぼしています。
正月料理“海の幸”も高騰 宮城県内のガソリン価格 高値続き、物流コストが値上がり(仙台放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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