首都圏のマンション市場の高騰が止まらない。2021年に売り出された新築マンションの平均価格は、前年より2・9%高い6260万円で、1973年の調査開始以来、最高となった。不動産経済研究所が25日発表した。高値を引っ張るのは、2人で住宅ローンを払う共働き世帯だ。
これまでの最高値は、バブル期の1990年で6123万円だった。1平方メートルあたりの単価も93・6万円と、90年の93・4万円を上回った。1億円を超える「億ション」の販売数は2760戸で、2020年の1・5倍に増えた。
発売月の契約率は73・3%で6年ぶりに7割を超え、人気物件がすぐに完売する傾向が顕著だ。運用目的の投資家や、億ションを現金で買う富裕層に加え、増えているのが「パワーカップル」と呼ばれる高収入の共働き世帯だ。
三井不動産が東京・勝どきで…
首都圏マンション価格、バブル超え過去最高 「億ション」2760戸 - 朝日新聞デジタル
Read More
No comments:
Post a Comment