県内の今週のレギュラーガソリンと灯油の価格は、原油価格の上昇で3週連続の値上がりとなりました。
国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、24日時点の県内のレギュラーガソリンの小売価格は平均で1リットルあたり166.3円で先週より2.3円値上がりしました。
全国平均は170.2円で、先週より1.8円値上がりし、およそ13年4か月ぶりの高値水準です。
政府は価格の上昇を抑えるため小売価格が170円を超えた場合に石油の元売り会社に補助金を出すという異例の対策に乗り出すことにしていてこの条件を満たしたことから、対策は27日以降適用されます。
値上がりの主な要因は、オミクロン株の感染拡大に伴う経済活動への世界的な影響が限定的だという見方が広がっている一方で、中東で石油施設の爆発や火災が相次いだことやロシアと欧米との間でウクライナを巡る緊張状態が続いていることで、供給への懸念が強まり、原油価格が上昇しているためです。
また県内の灯油の店頭価格も18リットルあたり、1884円となり、先週より37円、値上がりしました。
ガソリン、灯油とも3週連続の値上がりです。
今後の見通しについて石油情報センターは「原油価格は上昇傾向だが、政府の対策の効果で小売価格への転嫁は抑制されるのではないか」と話しています。
県内のガソリン灯油価格 原油価格上昇で3週連続値上がり|NHK 岩手県のニュース - nhk.or.jp
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