ヤンキースのレジェンドで両打ち打者としては史上最多の536本塁打を放ったミッキー・マントルが最後に着用したユニホームが競売に出されたと、19日付のTMZスポーツが伝えた。世界最大級のオークションサイト「ヘリテージ・オークションズ」に出品され、専門家は落札価格が100万ドル(約1億1000万円)を超えると見込んでいるという。

マントルはヤンキース一筋に18年プレーし、現役最終年は1968年。この年に着用した最後のホームユニホームで通算534号と535号を放ち、同年のオールスター戦でも着用していたという。ユニホームはミッキー・マントル博物館館長のトム・カタル氏に寄贈されたもので、右肩部分にはマントルの直筆で「永遠にかけがえのない友人、トムへ。ミックより」のメッセージが入っている。

同ユニホームが競売にかけられるのはこれが3度目。前回の落札価格は85万ドル(約9350万円)となっており、それを上回ることが確実視されている。入札は27日に締め切られる。