[8日 ロイター] - ロンドン株式市場は反落して取引を終えた 。原油価格の値下がりを嫌気して石油大手のBPが下げに転じ、相場の 重しとなった。中型株で構成するFTSE250種指数も0. 05%安と下げて引けた。 BPは2.4%下落。取引時間中は一時、2021年の利益 が8年ぶりの高水準となったことが好感されて上昇する場面もあった。 AJベルの金融アナリスト、ダニー・ヒューソン氏は「北海ブレン ト原油の価格が少し下落したこともあり、当初の株価上昇を維持するこ とはできなかった」と述べた。 イラン核合意再建に向けた米国とイランの協議再開でイラン原油の 輸出増加観測が広がる中、原油価格が下落したことを背景に同業のシェ ルも3.2%下げた。 下げが目立ったのはオンラインスーパー大手オカドで、1 2.9%と急落。世界中の自動倉庫への投資を強化するため、2022 年のコア収益が市場予想を下回る可能性があると警告したことが嫌気さ れた。 一方、英住宅建設のべルウェイは2.5%上昇。住宅市場 での堅調な需要持続が見込まれると、同業大手に同調したことが材料視 された。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 7567.07 -6.40 -0.08 7573.47 (ーからご覧ください)
ロンドン株式市場=反落、原油価格下落を嫌気 - ロイター
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