「金のイチゴ」と呼ばれるほど高騰したイチゴの価格が、依然として高い水準を維持するものとみられる。韓国農村経済研究院(農経院)の農業観測センターは8日、報告書「イチゴやパプリカの需給動向および展望」の中で、2月のイチゴ価格は2キロあたり2万5000ウォンで前年同期比25%上がると予想した。3万9800ウォンまで上がった1月に比べて下落したものの、依然として例年より高い水準だ。旧正月を控えた1月下旬には、同じ量のイチゴの価格が4万7000ウォンまで高騰した。
イチゴ価格の上昇は、昨年発生した異常気象のためだという分析が出ている。農経院は、「イチゴ生育期の昨年9月下旬から10月上旬にかけて高温で病害虫が発生し、その後低温で出荷量が減少した」と明らかにした。10月中旬まで、梅雨などで高温多湿な天気が続き、病害虫のため、多くのイチゴの苗が枯死した。11月下旬は寒波が襲い、生産量が減少した。
農家の高齢化と人手不足で、イチゴの栽培面積が減った影響もある。今年2月のイチゴの出荷量は、1年前に比べて10%減少するものと試算される。出荷時期も遅れ、イチゴは2月中旬以降に本格的に市場に出るものとみられる。ただ、農経院は、日照量が増加し、糖度や大きさなどイチゴの品質は昨年に比べて良好だと見込んだ。消費者が肌で感じるイチゴの小売価格は、依然として高い。韓国農水産食品流通公社(aT)の農産物流通情報によると、今月7日のイチゴの平均小売価格(中品2キロ基準)は3万6340ウォンで、1年前に比べ37.8%値上がりした。先月より16.3%下がったものの、例年に比べると63.1%上昇した。
崔惠? herstory@donga.com
イチゴ価格が2月も高止まり - 東亜日報
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