今週のレギュラーガソリンの小売価格は全国平均で１リットルあたり１７５.２円となり、１０週連続で値上がりしました。
政府による補助金の上限の引き上げで上昇幅は抑えられたものの、およそ１３年半ぶりの高値水準となっています。
国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、１４日時点のレギュラーガソリンの小売価格は全国平均で１リットルあたり１７５.２円で、先週より０.６円値上がりしました。
値上がりは１０週連続で、２００８年９月以来およそ１３年半ぶりの高値水準となっています。
また、灯油の店頭価格は全国平均で１８リットルあたり２０７１円となり、先週より１１円値上がりしました。
政府による石油元売り会社への補助金の上限が引き上げられ、今月１０日から１リットルあたり１７.７円が支給されたことで、小売価格の上昇幅は一定程度抑えられた形です。
ただ、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で原油価格が高止まりするなか、石油元売り会社への補助金は１７日から２５円が支給され、早くも上限に達することになり、今後の対策が焦点となります。
ガソリン価格 全国平均１７５.２円 １０週連続値上がり｜NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp
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