<ガソリンの価格はどうやって決められているのか>
ガソリンそのものの価格に、様々な費用や税金が加えられている。
石油連盟によると、輸送料や為替の変動分などを含む4月上旬の原油価格は約79円。2022年1月の約58円から、右肩上がりが続いている。
ここに、石油元売り会社とガソリンスタンドの経費や儲けが上乗せされる。政府が支払う「上限35円の補助金」は、元売りからガソリンスタンドへの卸売り価格を引き下げるために使われる。
そして、ガソリン税。ニュースで取り上げられるトリガー条項はここに加わっていて、本来の28.7円に25.1円が上乗せされている。何のためかというと、現在は東日本大震災からの復興財源を確保するため。
さらに石油石炭税が上乗せされ、これ全体に10%の消費税がかけられる。
税金に税金がかけられていて、価格が下がりにくい要因にもなっている。
----------
レギュラーガソリンの1リットル当たりの価格が、170円を超えるスタンドがほとんどの福島県福島市。こうした中…
◇「この辺りでは一番安いっていうか。なのでよく使います」
◇「他のガソリンスタンドと比べたら安いので、基本的にはいつもここで給油してますね」
客が『安い』と口をそろえる価格は…【163円】
2021年にオープンしたこのスタンドでは、なぜ他の店舗よりも安く販売できるのか?
ジャスモール南福島店・佐野広店長:「一番の理由は、当店の場合、現金での一本化ですかね。利益を少なめに頂いて、たくさん量を販売するっていう形になっています」
通常、カード払いの方が一度の給油量が増えるなど「客単価」が上がると言われているが、このスタンドでは「現金払い」だけの対応に。
スタンドにとっては、カード会社への手数料負担などが発生しないため、その分低価格を実現している。
低価格で差別化を図り集客が増えることで、スタンドにとっては利益率が高い洗車機の利用増加にもつながっている。
ジャスモール南福島店・佐野広店長:「給油目的でご来店頂いたお客様が、ついでに洗車機を利用して頂く。洗車機のほうで上手くカバーしていけているので、そういった意味で洗車機の重要性は高いですね」
ガソリン価格高騰のなかで 低価格のガソリンスタンド その訳は…現金払いと洗車 - FNNプライムオンライン
Read More
No comments:
Post a Comment