国際的な原油価格の高騰を受けて、9日の東京市場でも、原油の先物価格が一時、1キロリットル当たり8万9000円余りまで値上がりし、13年11か月ぶりの高値をつけました。
東京市場で取り引きされている中東産の原油の先物価格は9日、中心となる「ことし11月もの」が一時、1キロリットル当たり8万9000円余りまで値上がりしました。
リーマンショック前の2008年7月以来、13年11か月ぶりの高値です。
アメリカや中国で今後、原油の需要が増えると見込まれる一方、ロシア軍によるウクライナ侵攻の影響で供給面の制約が続くという警戒感が根強いことが背景にあります。
ニューヨーク市場では、原油価格の国際的な指標となるWTIの先物価格が高騰していて、東京市場でも原油の先物に買い注文が増えています。
市場関係者は「円安が進んでいることで、ドルを円に換算した際の価格が押し上げられることも、東京市場での原油先物価格の上昇につながっている」と話しています。
原油先物価格 東京市場 一時13年11か月ぶりの高値に - nhk.or.jp
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