地金大手の田中貴金属工業（東京）は週明け１３日、金を１グラム当たり税込みで８９６８円で販売した。１１、１２両日の価格はいずれも８９２９円で、これよりも３９円値上がりした。国内の金小売価格の指標としては４月２０日に付けた過去最高値段の８９６９円にあと１円と接近した。
外国為替市場で円安ドル高が進んだことが要因。金価格は国際的にドル建てのため、円安が進むと円建て換算した金価格は高くなりやすい。また、富裕層を中心にインフレが進んだ際の資産防衛の一環として金需要が増えたとされる。
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金価格が過去最高に接近 円安で１グラム８９６８円 - サンケイスポーツ
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