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Monday, July 25, 2022

Pixel 6aさすがです。中価格帯だけど内容充実のプレミアム端末 - GIZMODO JAPAN

期待通り。

今週28日に発売されるGoogle(グーグル)Pixel 6a。中価格帯として近年大評判のPixel Aシリーズですが、今年のAもいいんです。Aシリーズでは初のGoogleチップTensor搭載に、ライバルの追随を許さないナイト撮影モード。現在予約受付中のPixel 6aを、一足早く米Gizmodoがレビューしてきました。


Androidユーザーの間で大ヒットのPixel Aシリーズ。Androidユーザーと話していると、みんながみんな大絶賛しています。同僚や友人のガジェオタ&テック好きも、A端末で十分だと豪語して数年は使っています。もう少しプラスしてPixelフラッグシップ端末なんて買う必要ない!ってさ。昨年リリースされたGoogleフラッグシップPixel 6の中価格帯版であるPixel 6aも、Aシリーズの期待を裏切ることはなさそう! いや、絶対ない!

Google Pixel 6のいいところはそのまま、価格を抑えたのがPixel 6a。2トーンのガラス背面もスタイリッシュだし、インターフェースのMaterial Youもホーム画面から設定パネルまで対応、Googleアシスタントにもアクセスしやすい。Pixel端末だけあって、ソフトウェアアプデもGoogel直結。GoogleのTensorチップで、フラッグシップレベルのパフォーマンスや機能を実現。で、中価格帯。この価格帯では間違いなくずば抜けたトップクラスです。

Google Pixel 6a

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Photo: Florence Ion - Gizmodo US

これは何?:Googleの中価格帯シリーズ最新モデル

価格:5万3900円(日本国内価格)

いいところ:価格以上のカメラ品質(暗所撮影がとくにサイコー!)、Pixel端末オンリーのソフトウェア機能、Pixelシリーズでは一番小さいそのサイズ感

残念なところ:滑りやすい、リフレッシュレートが60Hzで容量が128GBという限界

一番小さなPixel

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左がPixel 6、右がPixel 6a
Photo: Florence Ion - Gizmodo US

Pixel最上位機種のPixel 6 Proのサイズ感(大きいのはいいけど、薄すぎ&横広で日常生活では持ちにくいと思う)、個人的にはあんまり好きではありません。なので、Pixel 6aのサイズの方が手になじみやすくて好きです。が、それはサイズの話であって、やっぱり表面がツルっとしていて、滑りやすいのは変わらず。現行Pixelシリーズでは一番小さく、 縦152.2mm×横71.8mm×厚さ8.9mmで、重さは178g。PIxel 6よりもちょっと小さくてちょっと軽い。背面のカメラバーの凹凸もそんなに気にならないような。

カラバリはセージ、チョーク、チャコールの3色ですが、レビュー用端末としてGoogleが準備してくれたのはセージ。淡いくすみグリーンが、リアルで見たらもっと気に入りました。もしGoogleが、商品カラーから黒・白をディスコンして、セージのみでやっていきます!って言ってもいいよってくらい好き。Google純正シリコンケースと一緒に使うとまたかわいい。

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リフレッシュレートは60Hzだけど、ディスプレイ自体はきれい
Photo: Florence Ion - Gizmodo US

ディスプレイは6.1インチのフルHD+。画面アスペクト比は20:9。リフレッシュレートが60Hzなのが残念ですが、価格を考えると贅沢言ったらダメです。中価格帯に収めるためには、何かを妥協する必要があり、Pixel 6aの場合はそれがリフレッシュレートだということ。スムースな表示は必須でリフレッシュレートは絶対譲れないという人は、Samsung(サムスン)Galaxy A53 5Gなら6.5インチのSuper AMOLEDディスプレイでリフレッシュレート120Hzですよ。

リフレッシュレートはさておき、画面が明るい! 最大515ニトなので、お天気いい日の直射日光下でも助かりますね。もちろん暗めモードもあるので、TPOに合わせて使い分けしやすい。

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使うアプリ(画像はTikTok)によっては、フロントカメラのパンチホールにイラっときちゃう
Photo: Florence Ion - Gizmodo US

気になるのはフロントカメラのパンチホール。使うアプリによってフルスクリーンモードになると悪目立ちます。個人的にはセンターじゃなくて、端に寄せて欲しかったかも。

指紋認証でのアンロックがスピーディ!

これは前からしっかりリークで宣伝(?)されてましたね。指紋認証のアンロックがめちゃ速い! なぜこれが騒がれるかというと、Pixel 6/6 Proが遅かったから。速いのは速いですが、指紋認証センサ全方位的にいいかというと、設定はちょっと手こずりました。最初の設定時の指紋スキャンが何度かやり直さないとうまく読み込めなかったのですが、Nothing Phone (1)だとそんなことなかったのになー。まぁ、設定さえ完了しちゃえば速いってことで。

自社チップTensorはさすが!

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ゲームもしてみた
Photo: Florence Ion - Gizmodo US

Pixel 6aは中価格帯スマホですが、中身はGoogle TensorでPIxel 6と同じチップが入ってます。戦略としては、Apple(アップル)のiPhone SE/iPhone 13のA15 Bionicチップと同じ。ちなみに、昨年のPixel 5aはQualcommチップ搭載だったので、Pixel 6aはAシリーズで初めて自社チップを搭載した端末ということになります。

(リリース前の端末なので)Geekbench 5 APKを使ってベンチマークしてみたところ、自社チップに移行した意味は十分あったと思います。シングルコアではPixel 6と同圏内という印象ですが、マルチコアだとちょっと劣っちゃう。これはメモリが6GBという影響もあるかと(Pixel 6は8GB、Pixel 6 Proは12GB)。ただ、メモリに関しては、中価格帯のGalaxy A53 5GやOnePlus Nord N20もメモリは同じなので、中価格帯スペックとしては普通。全体的なGeekbenchスコアは、Galaxy A53の自社チップExynos 1280よりは上でした。

ベンチマークではなく、日常の使い勝手でいうと(Inshotの動画編集、TikTokポスト、Discordでのチャット、ポケモンGoのARスナップ撮影)まったく問題なし。『アスファルト9』『ソニック CD』も、RazerのモバイルコントローラKishi(初代)装着でプレイしてみましたが、問題なし。ただ、レビューは1週間ほど使ってみたレベルなので、ゲームも大丈夫だよ!とは言えません。やっぱりメモリは6GBなことに変わりないし、GPUヘビーなゲームだとシャーシが熱くなる感じが否めないです。

バッテリー持ち良し!

搭載バッテリーは4,400mAh。Galaxy A53 5GやPIxel 5aよりも小さいのですが、Google曰く超省エネモードなら最大72時間はいけるとのこと。本当にぃ?と思いつつ、レビュー期間が短くここはテストできなくて残念。発売後にたっぷり時間かけてチェックしたいです。

充電は18W有線のみ。昨今流行りのワイヤレス充電はなし。ちなみに、電源アダプタは同梱されてないので注意!

最大のウリはやっぱりカメラ

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リアカメラはデュアル
Photo: Florence Ion - Gizmodo US

Pixel 6aのリアカメラは、12.2MPの広角(画角77度、F値1.7)と12MPの超広角(画角114度、F値2.2)のデュアル。12.2MPの方は最大7倍ズームあり、12MPの方はレンズ補正あり。どちらも光学手ぶれ補正機能あり。フロントカメラは8MP(画角84度、F値2.0)。

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Pixel 6aで撮影
Photo: Florence Ion - Gizmodo US

カメラ性能自体は、去年のPixel 5aから大きくは変わらず。つまり、中価格帯ながらフラッグシップレベルの撮影が可能ということです。Pixelシリーズは特にナイト撮影に定評がありますが、それもPixel 6aも同じ。

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ナイト撮影の安定感!
Photo: Florence Ion - Gizmodo US

Pixel 6と同じく、Pixel 6aもソフトウェア側の画像プロセスで美しい写真が撮れるのですが、ハード(レンズ)はPixel 6/ 6 Proより劣ります。ハード比較としてPixel 6 Proでも撮ってみましたが、当然Proの方が明るめ、ディティール多め。特に暗いところで動くものを撮影すると差は明らかで、Pixel 6aはProほどのディティールは無理です。あと、Pixel 6aの方が白飛びしやすい。

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窓ガラス越しのランドスケープ。左はPixel 6aで撮影、右はSamsung Galaxy A53
Photo: Florence Ion - Gizmodo US

同じ中価格帯のSamsung Galaxy A53とも比較してみましたが、Samsungの方が彩度が高く、エリアによっては飛んでしまうところも。一方で、タップでフォーカスをあわせるのはGalaxy A53の方が素早い。

ズームを多用する人は、Pixel 6a向けじゃない…かも。Galaxy A53の光学3倍ズームの方がシャープでクリア。Pixel 6aのズームは、動画撮影時はスピーディだけど、最大7倍ズームにいくとかなりボケちゃいます。

Google DNA

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アイコンのマッチ具合好き
Photo: Florence Ion - Gizmodo US

Android 12でMaterial Youデザイン。さらにAndroid 13ベータもビルドに入っており、これを使うとデザインを合わせたアイコンも利用できます。とはいえ、Pixelシリーズ、特にAシリーズの最大の狙いは、とにかくGoogle体験をしてもらうことにあると思います。Googleアシスタント使ってみる、Google Photosの編集機能(マジックイレイザーなど)を試してみるなど、Googleソフトウェア、エコシステムの良さを知ってもらう入り口という意味合いが、今はまだ強い製品かと。

Pixel端末を使う最大の利点は、Androidのソフトウェアアプデを最短かつ直で享受できること。Pixel 6aに関しては、今後5年間のPixel機能アプデとセキュリティアプデが約束されています。

妥協すべきところ

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Photo: Florence Ion - Gizmodo US

Pixel 6aがこの価格帯でトップクラスというのは期待どおりなのですが、中価格帯ということを忘れてはいけません。価格を実現するためには、譲らないといけないところもあります。前述のリフレッシュレートしかり、メモリしかり、そして容量128GBしかり。(賛否両論ありますが、Galaxy A53 5GにはSIMカードトレイにmicroSDカードのスロットもあるので、容量拡張が可能。)あとは、防水IPS7でお風呂やプールはアウトなので気をつけましょう。Pixel 6aはフラッグシップではないので、全部入りではない。ただ、基本は抑えてるのでそれで十分なんです。

全部入りがいい、予算に余裕がある人は、秋ごろ発表されるだろう最新Pixelを待ちましょう。

Source: Google

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