[サンパウロ 19日 ロイター] - ブラジルの国営石油ペトロブラスは、20日に製油所のガソリン価格を約5%引き下げると発表した。値下げは2021年終盤以降で初めてとなる。発表を受けてアナリストは、22年の同国インフレ率予測を下方修正した。
今年10月の大統領選を前に、連邦議会やボルソナロ大統領は値下げ圧力を強めていた。
ガソリン平均価格は1リットル当たり4.06レアルから3.86レアル(0.714ドル)に下がる。ペトロブラスは、価格変更は国内の燃料価格を国際価格と連動させるという方針に沿った対応だと説明した。
ペトロブラスの決定を受けて、JPモルガンは22年末のブラジルの前年比インフレ率予想を従来の7.6%から7.4%に下方修正した。
ただ、JPモルガンの予想値は、中銀の今年のインフレ目標(3.5%)を大きく上回っている。
ブラジル・ペトロブラス、ガソリン価格値下げへ - ロイター (Reuters Japan)
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