首都サヌアで夫と2人の子どもと暮らすアスマ・マタリさん(27)は野菜や果物が値上がりしてほとんど買えなくなり、1日1食のパンだけを家族で分け合い、空腹をしのぐ日々が続いているということです。
さらにそのパンの原料となる小麦は、ロシアとウクライナが主な輸入先となっていることから、去年に比べて2倍に値上がりしたということです。
アスマさんは「小麦だけでなく、燃料の価格も値上がりし、生活していけるか心配です」と話していました。
アスマさんがかつて通っていた青果店も、仕入れ価格の高騰に伴い、値上げを迫られた結果、客足が遠のき、ことし4月、閉店に追い込まれました。
店主だったサディク・シャミさん(30)は「閉店に追い込まれたのは私の店だけではなく、価格高騰の影響が広がっている」と話していました。
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