2022年産のコメの卸価格が3年ぶりに上昇する見通しとなったことが16日、分かった。新型コロナウイルス禍から外食需要が持ち直していることや、コメの作付け転換が進んだことで需給バランスが改善傾向にあるため。共同通信が主な産地に取材したところ、コメを集荷するJAグループが生産者に前払いする金額の基準となる「概算金」は、生産資材の高騰で経営が厳しい農家の事情にも配慮し、多くの銘柄で増額となっている。
農家にとっては肥料や燃料などの上昇の影響を緩和する支えとなる一方、消費者にとっては値上げが相次ぐ中、主食のコメの店頭価格も上がれば家計の負担感がより強まりそうだ。
関連キーワード
おすすめ情報
コメ価格、3年ぶり上昇へ 22年産、外食需要持ち直し - 東京新聞
Read More
No comments:
Post a Comment