「iPhone 14」シリーズの販売価格は、日本が世界で2番目に安い──ガジェットの国際価格の調査を行うNukeniは9月8日、世界37カ国におけるiPhone 14シリーズの税込価格を比較した結果を発表した。各国の販売価格を日本円(8日時点)に換算したところ、最も安かったのは米国。日本は2位だったという。
iPhone 14(128GBモデル)の価格が安い国のベスト3は、1位が「米国」(11万9181円、消費税が最小の地域)、2位「日本」が(11万9800円)、3位「中国」(12万3806円)だった。256GBモデルと512GBモデルでも1位と2位は同じ。3位のみそれぞれ「香港」だった。ただし米国での価格については、地域ごとに消費税率が異なることから、場所によっては日本よりも高額になるとしている。
逆に最も値段が高かったのは「トルコ」。iPhone 14の全てのモデルで最高だった。例えば、128GBモデルは24万4494円だった。
iPhone 14 Proでは、全モデルで1位が米国、2位が日本、3位が香港だった。最も高かったのはトルコで、1TBモデルは41万9588円。米国での価格(21万5503円)とは20万円以上の差が開いた。iPhone 14 PlusとiPhone 14 Pro Maxもベスト3の順位は同じで、最も高かったのはトルコだった。
ただしNukeniは「5日以降、日本円は大きく円安方向に動いた。iPhone 14の発売価格は、ここ数日の通貨の変動前に決定されていた可能性もあり、円安傾向が続くと今後iPhone 13のときのような値上げがないとはいい切れない」と分析している。調査は9月8日に実施した。
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