地金大手の田中貴金属工業(東京)が25日発表した金の小売価格(税込み)は1グラム当たり前日比20円高の8977円となった。昨年4月20日に記録した8969円を上回り、国内の金価格の指標として約9カ月ぶりに過去最高値を更新した。外国為替市場の円安ドル高進行が要因。
金価格は国際的にドル建てのため円安が進むと円換算した金の値段が上昇しやすい。ドル建ての金価格も上昇傾向にあり、米国景気の先行き懸念がドルへの不信感を招き、金への資金流入につながっているとの見方もある。
昨年4月の高値はロシアによるウクライナへの軍事侵攻で安全資産として金に注目が集まり、取引が活発化して値上がりしたことが背景にあった。
金価格、過去最高値を更新 9カ月ぶり、円安要因 - 産経ニュース
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