[モスクワ 10日 ロイター] - ロシア・エネルギー省は10日、西側諸国による上限価格設定を受けたロシア産石油の価格下落に歯止めをかける追加措置の策定に取り組んでいると明らかにした。
米欧などは対ロシア制裁として、同国産石油の価格に上限を設定。もともと北海ブレントなどの国際価格よりも割安な水準で取引されていた価格はさらに下がり、その差は1バレル当たり25─30ドル程度に広がった。
エネルギー省は「12月に発表した大統領令は、ロシア企業に直接的、間接的を問わず、いかなる形でも違法な価格制限を参照するのを禁じている」と指摘。「この禁止令は、最終需要家までの取引に適用され、順守しない取引業者とは取引しないことを意味する」とした。
「詳細な手続きは、価格や割引の具体的モニタリング手続きと共に近く発表される予定だ。モニタリングは、値引きを市場ベースの限界に留めるための追加措置の実施で利用される」と述べた。
ロシア、石油販売価格下落に歯止めへ 追加措置を策定中 - ロイター (Reuters Japan)
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