[ロンドン 1日 ロイター] - 英小売協会(BRC)が1日発表した1月の小売店頭価格指数は、前年比8.0%上昇し、少なくとも比較可能な統計が始まった2006年以来の大幅な伸びとなった。
店頭価格上昇率は、生鮮食品の15.7%を筆頭に全主要項目で過去最高を記録。より保存期間が長いものを含む全食品価格は13.8%、非食品は5.1%それぞれ上昇した。
イングランド銀行(中央銀行)は、インフレ率は今後数カ月間高止まりが続き、年内に鈍化に転じるとの予想を示している。また、2日の政策決定会合では主要金利が08年以来最高の4%に引き上げられるとみられている。
BRCのヘレン・ディキンソン最高責任者は、小売り業者はなおエネルギー費用高騰と労働者不足に直面しているとして、店頭価格はまだピークに達していないとの考えを示した。
消費者物価指数(CPI)の上昇率は昨年10月に41年ぶりとなる11.1%を記録した後、12月には10.5%になった。食品・飲料価格は前年比16.8%上昇し、1977年以来最大の伸びとなった。
英店頭価格、1月は過去最高8%上昇=小売協会 - ロイター (Reuters Japan)
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