オンラインショッピングは割安なパソコンや家電を見つけるのに適した手段だが、食料品の価格は依然として速いペースで上昇している。
アドビの データによると、米国で5月にオンラインで販売された消費財の価格は前年同月比で2.3%下落。9カ月連続のマイナスとなり、下落率は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以来の大きさだった。裁量的な分野の急落が主な理由。
一方、食品やペット用品、パーソナルケアといった必需品では根強いインフレが見られている。オンラインでの食料品価格は前年同月比で8.2%上昇。ただ、インフレのペースは昨年9月に付けたピークの14.3%から和らいでいる。
米消費者の裁量的な購入は過去1年にサービスへとさらにシフトしており、家庭用品への支出が減っている。
家電製品のオンライン価格は5月に前年同月比7.9%下落し、2014年までさかのぼるアドビのデジタル価格データで最大の落ち込みとなった。パソコンのオンライン価格は16.5%、電子機器は12%それぞれ下げた。
アドビ・デジタル価格指数は、オースタン・グールズビー氏がシカゴ連銀総裁に今年就任する以前に、同氏の協力を得て開発された。
原題: US Food Prices Are Still Up 8.2% Online, Even as Inflation Cools(抜粋)
米食品価格、オンラインではなお前年比8.2%上昇-インフレ鈍化でも - ブルームバーグ
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