[シドニー 1日 ロイター] - 不動産コンサルティング会社コアロジックが1日公表した7月の豪住宅価格は前月比0.7%上昇と、5カ月連続で上昇した。ただ、伸び率は前月の1.1%から鈍化。新規掲載物件が増えて購入者の選択肢が広がり、市場の逼迫感が薄れた。
住宅価格は今年2月に底入れした後、供給物件の逼迫や移民の急増といった要因で4.1%上昇している。
シドニーの住宅価格上昇率も7月に前月の1.7%から0.9%に鈍化した。
コアロジックのリサーチディレクター、ティム・ローレス氏は、季節的には販売活動が停滞する時期だが、売り手側の動きが活発になっていると指摘。国内主要都市の新規掲載物件は7月に前月から3.9%増えたという。
同氏は掲載物件がさらに増えれば、購入者側が大幅に増えない限り逼迫感がさらに薄まる可能性があると予想。これまでのところ新規掲載物件の増加に見合った需要があるようだが、現在の市況を好機と捉えて売却を決める住宅所有者が増える可能性があるとした。
豪住宅価格、7月は5カ月連続上昇 供給増で伸び鈍化 - Newsweekjapan
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