拡大を続ける中古市場の新たなプレーヤーが、定額課金のサブスクリプション(サブスク)サービスだ。
女性向け衣料品のレンタルサービスを手がけるエアークローゼット。仕事や子育てに忙しく、自分が着る服をじっくり選ぶ時間がない。だけどおしゃれはしたい。そんなタイパ(タイムパフォーマンス=時間対効果)重視の30~40歳代の働く女性を中心に支持を集め、有料会員は3万3000人を超える。
「レギュラープラン」は月額1万800円。プロのスタイリストが選ぶ流行のファッションを手軽に楽しめる。好みやサイズにあわせて1度に3着借りられ、月に何度でも交換できる。
価格は通常、商品やサービスにかかるコストから逆算して決める。エアークローゼットは逆だった。
「1回3着、借り放題のサービスを考えているんですけど、1か月いくらなら利用しますか」。2015年の事業開始前、天沼聡社長らはカフェなどで約300人の女性に聞いて回った。
ここで浮かび上がった相場が数千円から1万円台前半。この価格帯で事業として成り立たせるにはどうすれば良いか。消費者の相場観からビジネスモデルを構築することに知恵を絞った。
「いくらなら利用?」でサブスク価格設定…月1万800円で流行の服何度でも - 読売新聞オンライン
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