国内の金の買い取り価格が、最高値を更新した。
買い取り店には、大量の現金を受け取る人の姿もあった。
一万円札が、1枚、2枚、3枚...。
高額な現金が飛び交うこの店は、金の買い取り店。
店には、金を売りに来る客が続々。
なぜ、金を売る人が多いのか、答えは価格の上昇。
16日、金の国内価格の指標とされる田中貴金属工業の店頭小売価格が、1グラムあたり1万233円に達し、過去最高値を更新した。
中東情勢の緊迫化を背景に、安全な資産とされる金の需要が国際的に高まっていることが要因とみられている。
東京・新宿にある金の買い取り専門店に向かうと、60代の女性が金のネックレスなどを売りに来ていた。
店員「4点で8万3,500円、3点で5万3,400円です」
客「じゃあ3点で」
7年ほど前に海外で買った思い出の品3点が、5万3,400円で売れた。
60代女性「(金の売値が)1万円超えたら来ようと思って。きのうに(売値が)上がったので、チャンスと思って来ました。(買い取り価格には満足?)満足しています」
30代の別の女性も、金のネックレスなどを売りに店へ。
店員「どなたの持ち物なんですか?」
客「祖母の遺品です」
店員「ご自身では使わない物ですか?」
客「デザインがやっぱり...」
店員「こちらだけ機械で金の成分調べます」
持ち込んだのは、おばあちゃんの遺品のネックレスなど3点で、値段は、19万6,000円だった。
満足できる金額だったのだろうか。
客「よかったなぁって感じ。このへんは想定価格とか知っていたので、まぁこれくらいかなと。(何回か金を売っているけど)今回が一番高かったなって感じがする」
このところの価格高騰により、1,000万円近い買い取りもあったという。
KOMEHYO・伊藤慶一郎チーフ「最近でお持ち込みいただいて、お売りいただいた価格で、純金の製品をお持ちいただいた方で、約950万円売却いただいた方がいます」
今後も不安定な世界情勢が続けば、金の高騰がさらに続く可能性がある。
“大量の札束”現金化相次ぐ 金の小売価格“過去最高”「チャンスと思ってきました」|FNNプライムオンライン - FNNプライムオンライン
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