ことしの冬の灯油の配達価格について、県生協連=県生活協同組合連合会は、1リットルあたりの価格を110円にすると決めました。
これは去年の同じ時期より1円高く、2年連続で過去最高を更新しました。
県生協連は冬のシーズンが始まる毎年この時期に、灯油の価格を決めています。
それによりますと、今月21日から1か月間の灯油1リットル当たりの配達価格は去年の同じ時期より1円高い110円に決まりました。
冬シーズンのスタート価格としては去年の109円が最も高い価格でしたが、これを上回って2年連続で過去最高を更新しました。
18リットルでは1980円となり、去年の同じ時期より18円高くなっています。
値上げの理由について、県生協連は、政府が補助金を出しているものの産油国の組織であるOPECプラスの減産や、円安が進んでいることなどをあげています。
県生協連によりますと、冬のシーズンを9月21日から年明けの3月20日とした場合の一般的な家庭の灯油使用量は、おととしは926リットルで9万7411円、去年は暖冬で使用量が減ったものの、893リットルで9万5820円と、2年連続で9万円を超えていて、ことしも9万円以上になると見られています。
県生協連は、「家計の負担を減らすため、18リットルあたりの価格が2000円を超えないように努めた。政府は補助金を継続させるなど燃料費高騰への対策を引き続き行ってほしい」と話しています。
生協の冬の灯油の配達価格 2年連続で過去最高を更新|NHK 岩手県のニュース - nhk.or.jp
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