三井住友トラスト・ホールディングス(TH)が14日発表した2023年9月中間連結決算は、最終利益が前年同期比57・6%減の440億円だった。投資信託の売却損1570億円を計上したことが響いた。
三井住友THは関係が親密な企業の株式(政策保有株)の価格下落に備え、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)が下落すると価格が上がる投資信託を保有してきた。今後は株価が上昇すると見込み、含み損が拡大しないように、この投信の売却を進めた。
本業のもうけを示す実質業務純益は1・1%減の1663億円だった。法人向けの貸し付けの手数料が堅調だった。
24年3月期の最終利益予想は、前期比55・5%減の850億円とした。
三井住友TH、最終利益57%減…株価下落で価格が上がる投資信託の売却損が影響 - 読売新聞オンライン
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