原材料・エネルギーの主要品目について、これまでの価格の推移や今後の動向等について解説する。
【1】原材料価格
H鋼価格高騰は当面続く小麦価格は低下傾向に
多くの中小企業にとって2023年は、諸物価の高騰に悩まされた1年になったと思われる。原材料の高騰はコロナ流行中から始まっていたが、特にウクライナ紛争が勃発した2022年2月以降は、ロシア産原油・天然ガスの輸出規制に伴いエネルギー価格が高騰。2023年11月初旬での原油先物価格は1バレル77ドル台となっており、高値安定が基調となった。
加えて、円安が一層進行したことにより、輸入物価全体が高騰したこともこれに拍車をかけている。
本稿では、代表的な品目を挙げて、2023年における原材料・エネルギー価格の動向を振り返り、2024年における価格動向について予測していきたい。
ただし、国際紛争などわが国ではコントロールできない要因が大きいため、予測は非常に難しいことをご了承いただきたい。
原材料【1】H鋼価格の動向
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代表品目の動向を展望 原材料・エネルギー価格高騰は2024年以降どうなる!?【前編】 - ZUU online
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