ビットコイン(BTC)は大幅に下落しても、強気市場を維持できるだろう。BTC価格は24時間で10%の下落したものの、BTC価格分析からBTC/USDのパフォーマンスについて楽観的な見方を示している。
BTC価格 強気市場でも38%の下落も
ベテランの市場参加者は、ビットコインが新たな高値へと向かう典型的な道をたどっていることで一致している。
2021年に付けた史上最高値69,000ドルの周辺でBTC価格のボラティリティが増しているが、現在のビットコインの強気相場は維持されている。これは、現在の68,000ドル近辺からさらに深い調整が行われたとしても変わらないだろう。
X(旧ツイッター)で3月15日にコメントした匿名トレーダーのバッグス氏は、次のビットコインの半減期に注目している。彼は過去の半減周期と比較し、それらすべてが半減期前に38%の大幅な価格下落を経験したと指摘した。「現在、7万3500ドルからの-38%は4万5500ドルだ」と彼は書き、ビットコインの最新の史上最高値からの下落可能性を導き出している。
米国の現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)からの流入が、前回の強気サイクルにはなかった現象であり、これが市場を支えるという指摘に対し、バッグス氏は、前回の強気市場においても独自のカタリストがあり、それにもかかわらず下落を防げなかったと主張する。
ビットコイン、"危険ゾーン"に接近
仮想通貨トレーダー兼アナリストのレクト・キャピタル氏も、半減期に関連する価格パフォーマンスを注視している。
2024年の半減期前にビットコインが新たな史上最高値を記録したにもかかわらず、彼はタイミングが典型的な強気市場であると示唆している。
Xにアップロードされたチャートでは、今年と前回の半減期である2020年の値動きを比較した。「テクニカル的には、ビットコインはまだその半減期前ラリーのフェーズ(水色)にある」と彼は説明した。「しかし、ビットコインは"半減期前ラリー"のフェーズから"半減期前リトレース"のフェーズ(青色の円)への移行の瀬戸際にある」。
さらなる投稿では、BTC/USDが半減期前フェーズの最もリスクの高い部分、彼が「危険ゾーン」と呼ぶ部分に入ろうとしていることに警鐘を鳴らした。「歴史的に、ビットコインは半減期の14〜28日前に半減期前リトレースを行ってきた」と彼は指摘した。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
ビットコイン価格の調整はどこまで? 過去には半減期前に-38%の下落も - コインテレグラフ・ジャパン(ビットコイン、仮想通貨、ブロックチェーンのニュース)
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