オリエンタルランドは23日、東京ディズニーシー(千葉県浦安市)の新エリア内に6月6日に開業する宿泊施設「ファンタジースプリングスホテル」の内部を報道陣に公開した。東京ディズニーリゾート内のホテルとして最高価格帯の客室を用意しており、ディズニーファンや訪日外国人などの利用を想定している。
新たな宿泊施設は延べ床面積が約6万4000平方メートル、客室数は計475室となる。新エリア「ファンタジースプリングス」をモチーフとした「ファンタジーシャトー」(419室)と、豪華な内装を施した「グランドシャトー」(56室)の2棟で構成する。
宿泊料はファンタジーシャトーは1泊1室税込み6万6000円から、グランドシャトーは1泊1室34万1000円からとなる。宿泊者には新エリアに入場できるなどの特典があり、ホテルの運営会社の担当者は「高価格帯ではあるが、今までにない新しい宿泊体験ができる」としている。
オリエンタルランドは、コロナ禍を受け、東京ディズニーランドやディズニーシーの入園者数を抑制するために料金の見直しを進めた。2021年3月に入園チケットの1日券に変動価格制を導入したほか、23年10月には「1デーパスポート」の最高価格(大人)を9400円から1万900円に引き上げた。
オリエンタルランドによると、値上げ後も入園者数は伸びているという。24年3月期連結決算では、売上高と最終利益がいずれも過去最高を更新する見通しだ。
ディズニーシーに新ホテル「ファンタジースプリングス」…最高価格は1泊34万円超 - 読売新聞オンライン
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