米住宅価格の伸びが2月に加速した。多くの購入希望者に様子見を強いている価格上昇が続いた。
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過去数年に価格と住宅ローン金利の両方が上昇したことを受け、住宅の購入は米国の多くの地域で一段と割高になっている。最近は新規の売り出し物件が増加し、買い手の選択肢は増えているが、在庫は歴史的水準をまだ大きく下回っており、競争が激しい状況が続いている。
S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズのコモディティ、不動産、デジタル資産の責任者、ブライアン・ルーク氏は「米住宅価格は過去最高値かそれに近い水準にある」と発表文で指摘。「3カ月連続で全都市の価格が前年比で上昇した。サンディエゴとロサンゼルス、ワシントン、ニューヨークの4都市は現時点で史上最高値となっている」と続けた。
前年比で最も上昇したのは引き続きサンディエゴで、11.4%急伸。シカゴとデトロイトではそれぞれ8.9%伸びた。
ルーク氏によれば、ボストンやニューヨーク、ワシントンを含む北東部は過去半年に最も好調な市場となっている。
「2020年代初頭にリモートワークが小規模(かつ温暖な)市場に恩恵をもたらしたように、オフィス復帰は北東部の大都市市場のアウトパフォーマンスに寄与している可能性がある」と同氏は分析した。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題: Home-Price Gains Accelerate in the US, Climbing 6.4% in February(抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します)
米住宅価格、2月は伸びが加速-NYなど4都市では過去最高値 - Bloomberg - ブルームバーグ
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