[ワシントン 10日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は10日、年内に実施する大手銀行を対象にするストレステスト(健全性審査)に商業用不動産価格の大幅な下落や社債市場の混乱などを盛り込むと発表した。
FRBが2022年のテストで用いるリセッション(景気後退)シナリオでは、失業率が2年間で10%に悪化するほか、商業用不動産の価格が40%下落し、社債価格なども急落すると想定。このテストは米大手34行が対象となる。
22年のテストは21年のテストとほぼ同じ内容だが、悪化した失業率の想定水準が21年の10.75%から10%に修正されるなど若干の変更がある。
また22年のテストには米経済が急速に悪化し、その後急回復するシナリオが含まれている。国内総生産(GDP)は約1年間で3.5%超減少すると想定。21年のテストよりも急速かつ短期的な減少を見込んだ。
FRBのストレステスト、22年は不動産価格急落などを想定 - ロイター (Reuters Japan)
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