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Saturday, February 5, 2022

新型ステップワゴン299万円~予約開始!! 最速価格比較!! 「素うどん」的ミニバンは高い? 安い?? - ベストカーWeb


 2022年1月7日にデザインが公開され、今春発表発売予定の新型ステップワゴン。2月4日に一部ホンダディーラーにて予約受付が開始された。グレード構成は、素のグレード「エアー」、エアロタイプの「スパーダ」、そして最上級仕様として「スパーダプレミアムライン」が用意され、それぞれに1.5L+ターボの純ガソリン仕様と、2.0L+モーターのハイブリッド仕様が用意される。

 この新型ステップワゴンの価格情報と、すでに販売されているノア/ヴォクシーの価格や装備、下取り価格はどうなるかなどを比較して、どちらがいいか迷っている読者の皆さまへ向けてそれぞれの特徴やポイントをいち早く検証してみた。

文/萩原文博、写真/ベストカー編集部

【画像ギャラリー】ミニバン界の「素うどん」ステップワゴンと「こってりとんこつラーメン」ヴォクシーが激突!! どっちが安いの?(23枚)

販売台数ほど人気に差がなく高い残価率を誇る

新型ステップワゴン価格判明!果たしてノア/ヴォクシーより高い?安い?
ステップワゴンエアーの外観

 モデル末期だった2021年の新車販売台数を見てみると、ヴォクシー7万85台、ノア4万4211台の合計11万4296台。対してステップワゴンは3万9247台と大差をつけられていた。

 ただ、新車の販売台数では差がついているが、各モデルの2019年式2WD車の買取価格と新車からの残価率を調べてみると…、

ヴォクシーハイブリッドZS約223万円(残価率約73.6%)
ヴォクシー2.0ZS約207万円(残価率77.9%)
ヴォクシーハイブリッドV約203万円(残価率約69.7%)
ヴォクシー2.0V約163万円(残価率63.1%)

ステップワゴンスパーダハイブリッドGホンダセンシング約240万円(残価率78.9%)
ステップワゴンスパーダホンダセンシング約210万円(残価率78.9%)
ステップワゴンGホンダセンシング約163万円(残価率66.9%)

 上記のようにヴォクシーよりもステップワゴンのほうが、買取価格が高くなっているのだ。特にハイブリッドで比較すると断然ステップワゴンのほうが上。したがって、新車の販売台数こそ大きく差を付けられているが、中古車市場での人気はヴォクシーとステップワゴンは拮抗していることがわかる。

 これは新型になっても大きく変わることはないはず。これを踏まえて新型ノア/ヴォクシーと新型ステップワゴンの価格などを比較してみる。

ボディサイズは全車3ナンバーに統一し、全長はステップワゴンのほうが長い

ステップワゴンスパーダのサイドビュー

 まずボディサイズだが、新型ノア/ヴォクシーはTNGAプラットフォームの採用により、これまでの標準車5ナンバー、エアロ系3ナンバーというモデル体系ではなくなり、全車3ナンバーボディに統一されている。

 新型ノア/ヴォクシーのボディサイズは全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mm(4WD車は1,925m)となっている。

 一方、新型ステップワゴンはエアーが全長4,800mm×全幅1,750mm×全高1,840mm(4WD車は1,855mm)。スパーダは全長4,830mm×全幅1,750mm×全高1,840mm(4WD車は1,855mm)だ。

 全長はステップワゴンのほうがエアーで105mm、スパーダで135mm長い。全幅は20mm大きく、その一方で全高は2WD車で55mm、4WD車は70mm低く、ワイド&ローのフォルムとなっている。

 全長の長さは室内空間の広さにリンクするため、新型ステップワゴンは日産セレナを超えてクラストップの室内長を実現している可能性がある(詳細なデータは発表前のため未詳。正式発売後にじっくり比較します)。

次ページは : ステップワゴンのパワートレインは先代からのキャリーオーバーが濃厚

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