ロシア軍によるウクライナへの侵攻が続くなか、国会では2日、岸田総理大臣も出席して参議院予算委員会で集中審議が行われ、ロシアへの制裁措置をはじめとする政府の対応やエネルギー価格の高騰対策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
新年度・令和4年度予算案を審議している参議院予算委員会では2日、ウクライナ情勢などをテーマに集中審議が行われます。
この中では、冒頭、岸田総理大臣がロシア軍によるウクライナへの侵攻を受けた政府の対応について説明する予定です。
そのうえで、SWIFTと呼ばれる国際的な決済ネットワークからのロシアの特定の銀行の締め出しや、ロシアの中央銀行との取り引きの制限などの制裁措置の実効性をめぐって質疑が行われます。
また、こうした措置に伴う国内経済への影響や原油をはじめエネルギー価格のさらなる高騰が懸念されていることを踏まえ、ガソリン価格の上昇を抑え込むための方策についても論戦が交わされる見通しです。
さらに、北朝鮮による弾道ミサイルの発射や台湾への圧力を強める中国への対応など、今後の安全保障政策をめぐる議論も行われるものとみられます。
一方、2日開かれる参議院本会議では、1日の衆議院に続いて「ロシア軍による侵略を非難する」とした決議が採択される見通しです。
参院予算委 ロシア制裁やエネルギー価格高騰対策で論戦 - nhk.or.jp
Read More
No comments:
Post a Comment