世界的な景気減速懸念が背景にあると調査会社では分析しています。
メーカー別のシェアは、韓国のサムスン電子が21.8%で首位、次いでアップルが前の年の同じ時期の3位から2位に浮上し15.6%、一方、中国のシャオミが13.8%と3位に後退しました。
IDCは、供給の問題が改善し、生産が回復してきたものの、記録的なインフレと経済の先行き不透明感の影響から世界中のすべての地域で在庫が増加したなどと分析しています。
こうした経済情勢がことしのiPhoneの発表の時期に影響したという見方もあります。
おととしの新型機種の発表会は10月13日、去年も9月14日で、1週間ほど発表が早まっています。
アップルの事情に詳しい投資銀行のアナリストは、「世界的な景気後退リスクは依然として高く予測不可能だ。できるだけ早く発表、出荷することがリスクを最小限に抑えることになると考えているのだろう」などと指摘しています。
米アップル 最新「iPhone14」発表 高価格帯受け入れられるか - nhk.or.jp
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