[ブリュッセル 13日 ロイター] - 欧州連合(EU)首脳会議が来週開催されるが、消費者向けと産業向けのエネルギー価格を抑制するため、ガス価格の新たな指標を創出する計画が支持される可能性がある。ロイターが13日までに草案文書を確認した。
文書によると、EU加盟国の首脳らは「ガス市場の状況を正確に反映する新たな指標の開発」で合意する見通し。
欧州天然ガスの指標価格としては、これまでのところオランダTTFが利用されている。TTFがパイプライン経由の供給を指針としていることから、EUは液化天然ガス(LNG)の供給が増えた市場を表象できなくなったとの認識を示している。
草案文書では、首脳らが「一時的な市場介入」に同意するかどうかは不透明であると指摘しており、価格上限規制に言及しているとみられる。EU加盟27カ国は上限を設ける案について、何週間も協議を続けている。
ガス価格の新指標創出、EU首脳会議で支持得る可能性=草案文書 - ロイター (Reuters Japan)
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