[ロンドン 9日 ロイター] - 英財務省は9日、石油・ガス会社に対する超過利潤税について、価格が6カ月連続で一定水準まで下落した場合、課税を免除すると発表した。エネルギー安全保障の強化を目指す。
超過利潤税は、ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー高騰を受けて、昨年5月に導入されたが、業界からは高税率は将来的に生産減少を招きかねないとの指摘が出ている。
超過利潤税の税率は昨年11月に当初の25%から35%に引き上げられ、税負担は全体で75%となった。
今回の変更により、石油とガスの平均価格が2四半期連続でそれぞれ1バレル=71.40ドル、1サーム=0.54ポンド以下に下落した場合、超過利潤税は課税されず、税負担は40%に軽減される。
ただ、予算責任局(OBR)独自の価格予測によると、超過利潤税が失効する2028年3月までに今回の制度が発動される可能性は低いという。
英石油・ガス会社の超過利潤税、価格下落なら免除へ - ロイター (Reuters Japan)
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