米国のインフレ率は金融当局が目標とする水準からはまだ離れているものの、オンラインで販売される商品の価格は着実に下がり続けている。
アドビが12日発表した8月のデジタル物価指数は前年同月比3.2%低下と、2020年4月以来の大幅なマイナスを記録。同指数はこれで12カ月連続の低下となった。
8月はアドビが追跡している主要18カテゴリーの半分以上が前年比で値下がり。コンピューターが14.2%減、電子機器が11.6%減、家電製品が7.3%減となった。
13日に発表される8月消費者物価指数(CPI)はエネルギー価格の上昇などを受け、前年同月比3.6%の上昇が見込まれている。
アドビの統計では、まだ大きな下落を示していないカテゴリーの1つがオンライン食料品価格。ただ8月は前月比では0.2%低下し、2021年5月以来のマイナスとなった。
原題: Consumers Find Relief Online as US Prices Drop Most in 40 Months(抜粋)
米国オンライン商品価格、40カ月ぶりの大幅下落-12カ月連続マイナス - ブルームバーグ
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